こんにちは、佐藤恵です。
風薫る5月は薔薇の季節ですね。
赤道直下、アフリカのケニアが薔薇の世界的な生産地?!
ってご存知でしたか?
実はケニアは赤道直下ですが、
ナイロビ周辺からケニア西部にかけては
標高1700~2000メートルの高地が広がり、
湿度が低く1年中涼しいんですね。
雨が続くことも少なく日照も安定していて、
日中は年間通じて気温20~23度程度、
夜は10~15度程度と
お花の生産には適しているんだそうです。
急成長するケニアの切り花産業に目が離せませんね。
さて、毎週火曜日はボイトレ学園、
昨日も爽やかに東京都立王子総合高校で声磨きでした(^O^)
こちらの高校でボイストレーニングの授業を担当させていただくのは
今年で5年目となります。
高校での話すためのボイストレーニング授業の様子は
こちらのページからご覧いただけます。
昨日の授業では
通りの良い安定感のある声をつくる「腹式発声」を定着させるべく
お腹で支えて、声をしっかりと届ける
<声のキャッチボール>をやりました。
思いっきりまっすぐ遠くまで声を出す習慣のない若者にとっては
教室の角から角までの対角線上に声を投げ合って
上手くキャッチしてもらえるかどうか
自分の声が相手にしっかり届くのかどうか確認できる
エキサイティングな体験でした。
とても単純な演習ですが、
相手に声を届けるために配慮すべきことを実感し、
生身の相手を肌で感じる事が出来た貴重な時間でした。
声って、呼吸に音がのって声になりますよね。
声はなんとなく出していれば、なんとなく消えてしまいます。
ですから、自分の声に責任を持って
後ろからしっかりと同じ圧力をかけながら押し続ける。
前にまっすぐ、
どこか一点に向かって均一な声を
その目標点を突き抜けるくらいの勢いで
まっすぐに押し続ける。
これが私たちシュクルが呼ぶ「声のベクトル」です。
口からグーンとまっすぐ水平の軸が出ていく、
というイメージです。
声を支えているのが
お腹(丹田)と考えられがちですが、
実はお腹だけではなく
からだの中心軸(垂直の軸)が支えにならなければ
本当の安定感のある声は難しいです。
つまり、通りの良い安定感のある声を出すためには
水平の軸&垂直の軸がしっかりイメージすることが
とても大切なことです。
水平軸: 声のベクトル
垂直軸: からだの中心軸
これがボイスクリエーションシュクルが独自開発した
英国インペリアルダンス式シュクルメソッドの肝です。
そもそも、声は口先だけで発しているわけではない。
全身を使っているがお分かりいただけましたね。
いい声をつくるための最初の一歩は
からだのフォームを整えることです。
喋りスイッチが入ったならば、
声のベクトル&からだの中心軸「シュクルライン」を
イメージしてから人前に出ると
安定感のあるオーラが出てきますよ。
4月から授業を始めたばかりの
ボイトレ学園の生徒さんたちも
見違えるほど堂々としてきましたよ^^
是非[[name1]]さんも人前でお話しなさる時は
シュクルラインでお臨みくださいね!
さあ、来週もボイトレ学園で
声のチカラで世界で戦える人材を育てます!!
と思ったら、来週は中間考査で授業ありませんでした。。。(><)
「学校教育での話すためのボイストレーニング」
にご興味おありの学校関係者の皆様、
お気軽にお問い合わせくださいませ。
ボイスクリエーションシュクル 048-829-9624
声のチカラで世界を元気に!!
佐藤 恵