おはようございます、シュクル佐藤恵です。
2017年度もいよいよ最終日、という方も多いことと思います。
今年度の締めくくりの良い一日を!
来年度も引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて一昨日、毎年年度末の恒例行事で、
年に一度の1日人間ドックに行ってきました。
全ては健康あってのことですね。
健康への不安なく新年度を拓いていきたい、と。
もしも健診をお忘れでしたら、
ぜひ忘れないうちに予約なさることをお勧めしますよ。
毎年同じ病院で同じ時期に
お世話になっているのですが、
今年は病院の様子が今までと違っていました。
それは、外国人、とりわけ中国人の受診者の多さです。
こちらでもあちらでも
中国語が飛び交っていました。
日本語堪能な通訳スタッフが同伴し、
至れり尽くせりの対応ぶり。
これぞ、中国人富裕層向けの医療ツーリズム。
日本政府が「外国人患者の受け入れ推進」にかじを切ったのは
民主党政権時代の2010年。
11年には医療渡航者の日本長期滞在や、
母国との行き来を可能にする「医療滞在ビザ」を創設するなど、
体制整備が進んだ、とのこと。
先日埼玉県主催の「健康関連サービス産業支援セミナー」で、
講師を務められたジェイティービーの
ジャパン・メディカル&ヘルスツーリズムセンター長さんが
「訪日外国人客の伸びと連動して増えている、これからの成長分野」
と話していらしたことを思い出しました。
後で調べてみたら、
私が20年近くお世話になっているこの病院も
中国からの医療渡航者を積極的に受け入れている病院のひとつでした。
経済成長が続くアジア諸国からの潜在的な需要を見越して、
医療ツーリズムを今後の病院経営の柱の一つにしていくのでしょう。
時代の流れに耳を傾け、ニーズに応え
ビジネスチャンスを掴む。
常に変革をして行かなければ生き残れない。。。
新年度に向けて、身が引き締まりますね。
おそらく、来年の人間ドックでは
もっと多くの国の方々と
順番を待つことになるのでしょう。
病院もグローバルコミュニケーションの時代がやって来ます。
この社会の変化についていけないのが
結局は日本人、なんてことにならないように
しないといけませんね。
それでは、心新たに新年度を迎えましょう。
引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
佐藤 恵