こんにちは、シュクル佐藤恵です。
今週は63歳専業主婦の若竹千佐子さんのデビュー作が
芥川賞を受賞した明るいニュースが話題になりましたね。
「人生の終盤でこんな晴れがましいことが起こるなんて信じられない」
と喜んでいらっしゃる肩肘張らない笑顔が素敵でしたね。
人間いくつになってもチャレンジ出来る！
そんな勇気を貰ったのは私だけではなかったでしょう。
息子さんの背中の一押して、
小説講座を受講したのが8年前とのこと。
その年は若竹さんのご主人様が亡くなった年。
57歳の若さだったそうです。
あまりにも早すぎる死に、
悲しみのどん底に落ちた若竹さんに
息子さんが小説家講座に通うようにすすめたそう。
というのも、小説家になるというのは、
若竹さんの幼い頃からの夢だったそうなのです。
小さい頃からの夢を子供さん達にも伝えていたからこそ、
背中を押してくれた息子さん。
息子さんの一押しが無かったら、
芥川賞作家は誕生していなかった、かもしれませんね。
息子さん、ブラボーです！
芥川賞受賞作「おらおらでひとりいぐも」は老いをテーマに
夫に先立たれ、子供２人を育て上げ、
一人になった女性のお一人様暮らしが描かれているとのこと。
さて、今年度各地に広がる健康声磨き講座ですが、
年明けから、よみうりカルチャーで
「喉を鍛える健康声磨き講座」が大宮と柏でおかげさまで大盛況です。
受講生の皆さんの一番多いお悩みは、
一人暮らしになってから、誰かと話す機会が無くて
声を出さない日が多くなり、
声が出ずらくなってきた、
口が動か無くなってきた、ということです。
お一人様暮らしの「おらおらでひとりいぐも」の主人公と
健康声磨き受講生の皆さんが重なります。
（お客様研究のためにも
早く読んでみたいと思います。）
何とかして声を出してのどを鍛えなくては、
と思ってカルチャースクールにやって来るお一人様。
一人暮らしのアクティブシニアが増えていくにつれて、
「声を出す」「会話をする」ために
金を払うことが当たり前になる日も近いかもしれません。
よみうりカルチャー柏校の講座を1・2月担当するのは
シュクルの新星、アラ還の妹尾先生です！
声磨きの素晴らしさを世の中に広めたい、と
昨年インストラクター認定資格を取得。
いくつになっても好奇心のアンテナを研ぎ澄まし
学ぶことを楽しめる彼女は素晴らしいと思います。
いくつになってもチャレンジを忘れず進まれた若竹さんと重なります。
今年の妹尾先生の活躍、とても楽しみです！
そして、妹尾さんの後に続け、と
インストラクター養成講座で奮闘中の皆さんの
これからも楽しみです！！
遅すぎるスタートなんてない。
やる気と元気があれば、いつでも始められる。
と、今週は改めて思えました。
声は元気のバロメーター、
今日も声のチカラでお元気に！
佐藤 恵
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